2020-11-21

シロちゃんは死にそうだった

シロちゃんに何があったのか、はっきりは分からない。
一昨日の夕方だったが、私たちはケージに戻って寝る準備をしていた。
お母さんは、「皆が落ち着いているかな」と思って、
いつものようにケージの中の私たちの様子を確認してから
出入口を閉めようとした。だが、シロちゃんが見えなかった。
「あれ?!」、シロちゃんがまだ庭にいたことに気が付いた。
「珍しいな!」とお母さんは思ったが、シロちゃんはやっとゆっくり階段を上って、
水を飲んでから、自分のいつもの寝るところに登った。
お母さんは「あっ、よかった!」と思った。

しかし、夜中突然「ドン!!!」という音がした。
お母さんは念のために起きて見に来た。
「あっ、大変!」 シロちゃんはケージの床で倒れていた!
足が固まっていて、頭も動かなくて、死にそうだった。
お母さんは直ぐお父さんを呼んで、
シロちゃんを実家の中に運んだ。
その後、お母さんは朝の4時ごろまでシロちゃんを見守った。
シロちゃんは足が硬直して横になっていて、
時々翼を震わせていた。
「あっ、明日まで生き残れるかな」とお母さんはとても心配した。

だが、幸いにもシロちゃんは翌朝まだ生きていた!
座れるようになっていて、食べはしなかったが、水は飲んでくれた。
お父さんは庭で隔離のスペースを作って、
シロちゃんを外に出した。
シロちゃんはいつものようにしゃべらなかったが、
草を食べたり、よく寝たりしていて、意外に大丈夫だった。
すると、静かに卵も産んでくれた。
近所の猫ちゃんも様子を見に来たが、
モモ姉ちゃんは「それはヤバい!」と思って、
シロ姉ちゃんのガードマンをしてくれた。
シロちゃんは徐々に回復して、歩けるようにもなっていたが、
夜は取りあえず、モモ姉ちゃんがベルギーから沖縄に飛んできた部屋で
寝かせていた。そこで落ち着いて静かに寝てくれた。
すると、次の日、シロちゃんがまた小さな声でおしゃべりを始めた
ので、両親は最初はシロちゃんを庭の隔離のスペースに戻した。
だが、シロちゃんが大分良くなっていたのを見て、
私たちと一緒に広い庭に出したので、皆自然に再会した。
「よかった、よかった!」とお母さんたちはほっとした。
しかし、いったい何があっただろ?!
お母さんは最初は鶏インフルエンザかなと思って
翌日、獣医師と連絡しようと思った。
しかし、翌日はシロの様子が大丈夫だったので、それをやめた。

前日のシロちゃんの便(下痢)の様子から、
両親はシロがヨモギを食べ過ぎて
食中毒になったのではないかと考えている。
ヨモギはほどほどはいいけれど、多すぎるとだめだよね。
シロちゃん、ごめんね!
お母さんは今度、気を付けるね。

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